土地の古と今(表参道)

 東京メトロ銀座線「表参道駅」に不動産調査で参りました。

今回の対象物件の所在地は南青山3丁目です。

この辺りには陸奥二本松藩丹羽家の江戸藩邸があったようです。

二本松藩 – Wikipedia

丹羽家の江戸藩邸は長者丸通り沿いに配置されています。

「長者丸通り」とは一風変わっていますが、その名称を紐解いてみますと、

伝説によると、この付近は広大な入海で、長者丸という千石船の船着き場でありました。あるとき、長者丸が暴風雨に遭い、まさに沈没の寸前に、社殿より五色の御光が射し、その御加護により難を救われたそうです。それ以来、船乗りの信仰厚く、里人達の尊崇により賑わい、後に地名も長者丸と称すようになったようです。

旧長者丸商店会リスト of ショップ:青山三・四丁目商店会[青山・表参道・外苑前]

この付近が入海だったとはびっくりですが、近くには「船光稲荷神社」もあり、そちらの案内にも

この辺りは昔、入り海だったそうで、長者丸という船が遭難しかかった時に、この稲荷神社から光が差し、船は助かったのだそうです。そこからこの神社の名前がついたそう。

船光稲荷神社 | 港区観光協会 | VISIT MINATO CITY – 東京都港区の観光情報公式サイト

こうして紐解きますと霊験あらたかですね。

そのご利益あってか表参道駅~青山通りの南青山3丁目エリアは非常に商業性の高いエリアとなっており、またすぐ近隣では住友不動産が「フロラシオン青山」跡地を開発しているなど更なる発展が見込まれるエリアとなっていますね。

 

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