相関続編!・・企業業績×マネーサプライ等の相関に見る”日本株はバブルでない”という仮説

 昨日(10月27日)は日経平均株価が終値で5万円とトランプ大統領6年ぶりの来日ニュースで持ち切りでしたね。

弊社近辺でも警察官配置人数が通常よりもかなり多く、大統領来日を体感しました。

日経平均株価の5万円超えに関しては日本企業の収益力・高市相場・アメリカの経済状況・海外投資家の買い越しなどが事由とされていますね。

先月のブログで家計の金融資産が過去最高との記事からマネーサプライと資産インフレとの相関性を紐解いてみましたが、資産の一つである株式に関しもう少し細かく紐解いてみました。

前回ブログでは東証の時価総額で比較しましたが、今回は日本を代表する企業であるトヨタ自動車の業績を参考にしたいと思います。

前回ブログと同様2007年と比較してみました。

トヨタ自動車

2008年3月期(2007年)               2025年3月期(2024年)

売上高:26,289,240百万円    → 1.82倍     48,036,704百万円

純利益:1,717,879百万円      →  2.78倍      4,789,755百万円

アーカイブズ | 決算報告 | 投資家情報 | トヨタ自動車株式会社 公式企業サイト

なんと売上高が1.82倍、純利益では2.78倍です。

前回ブログで2007年→2025年

マネーサプライが1.76倍

東証時価総額1.87倍

公示価格(銀座4丁目)1.97倍

でしたが、個別企業の業績もしっかり相関していますね。

バブルとも言われていますが、この荒っぽい相関からではなんとなくそうでもないのかと腹落ちもします。

ですが株価上昇の大きな要因でもある海外投資家の買い越しに関しては企業業績の向上や円安など様々な事由がありそうですがどこまで日本が評価されているのか今後の資産価格推移との兼ね合いから気になりますね。

日経平均株価終値5万512円、初の5万円超え 高市首相の経済政策期待 – 日本経済新聞

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