東京メトロ銀座線「表参道駅」に不動産調査で参りました。
今回の調査物件の所在地は神宮前4丁目です。
このエリアには安芸広島藩松平家の江戸藩邸があったようです。
前回神宮前5丁目で山城淀藩稲葉家の江戸藩邸の面積が5万坪余と広大な敷地だったことを取り上げましたが、松平家江戸藩邸も神宮前4・5丁目にまたがる約5万坪余とこちらも広大な敷地です。
前回近隣公示価から江戸藩邸の参考価格を算出しましたが、今回も算出しますと、
近隣神宮前4丁目住宅地の2022年の公示価(渋谷区-4)が坪7,074,380円
江戸藩邸敷地面積約5万坪×土地価格約7百万円/坪≒3,500億円!
前回参考価格を算出した神宮前5丁目の江戸藩邸が2,350億円。
2022年の神宮前5丁目住宅地の公示価約4.7百万円(渋谷区-18)より神宮前4丁目住宅地の公示価が約1.5倍程度高いこともありますが総額のインパクトが凄まじいですね。
3,500億円のインパクトですが、7月7日に政府保有の「大手町プレイス」が一次入札の締め切りを迎えたようですが、こちらの想定価格が3,000億円、また昨年の電通本社ビルの推定価格が約3,000億円、何れも不動産業界で話題になったビッグディールですがその価格総額を上回ってますね!
不動産投資、円安で活況 都心ビル入札10社強が参加: 日本経済新聞 (nikkei.com)